皆さんこんにちは(#^^#)
よく聞かれる質問に
「自分が作っているの以外で好きな歪みペダルは何ですか?」
というのがあります。
先日、Xにてこんなポストをしました。
Leqtique MAT
— のりゆき (@icsnoriyuki) 2024年2月3日
自分が作ってるペダルを除けば、世界で1番好きと言えるペダル。
2013年に購入して作っている人が気になり、2014年に会いに行った。
あまりにデカい衝撃をくらい、自分もエフェクタービルダーになりたいと思う様になった。
2016年ICSを始めた。
たった3年で人生を変えたペダル。 pic.twitter.com/8Rv2qnRqDf
書いてある通り音も大好きですが、私の人生を大きく変えたペダルでもあります。
(どう人生を変えたのかは時間をみて更新したいと思います)
このXのポストを見ていただいたユーザー様から
「VPTP仕様のMATは弾いた事ありますか?」
と質問いただきました。
MATには基板が改良されたVPTP(バーチャル・ポイント・トゥ・ポイント)というのがあります。
弾いた事ありません(;^ω^)
と返信しました。
後日覚えがない、差出人がユーザー様の届け物を開けると...
Leqtique / MAT+EDMが!
ユーザー様と電話で話すと
「送った2in1、VPTP仕様ですし、のりゆきさん2in1持ってないって仰ってたので。それに安く買えたので気にしないで下さい」と。
A様、ありがとうございます!m(__)m
2in1持っていないの何時話したかも分からない程に前の事なのに。
そんな前の事まで覚えていてもらえて恐縮です...
仕事柄、中を見ます。
超が付く程の高品質部品が使われています。
製造年月日を見ると2018年製の様です。
コロナを経て、半導体不足、円安、物価高となった今、このペダルは当時の原価で作れないですし、3万円という価格では販売できないでしょう。
少し話が逸れますが、書いた通り今Leqtiqueのペダル達を同じ部品で製作し、同じ価格で販売するのは無理だと思います。
何が言いたいのかというと、Leqtiqueのペダルを買うなら今がチャンスだと思います。
少しずつ楽器店さん方でも気付いて来ていて値段が戻り始めているペダルもあります。
この点につきましては、日を改めてお話させていただこうと思っています。
話を戻します。
私が一番好きな歪みペダルMATに、デジタルディレイEDM。
気軽に弾くならギター本体のボリュームを調整しながら弾いて1台で完結できちゃいます(#^^#)
軽く曲を思い出しながら弾いてみました。
リフではMAT単体、ギターソロではEDM(ディレイ)を追加してみました。
やっぱ軽く弾くなら1台で完結できちゃいます(#^^#)
MATについて。
TS系とは思えない押し出しが強いロー、ディストーションの領域まで迫るゲイン量、芳醇な密度がありながらもLEDクリッピング由来と思われる分離感に優れる音、やはりMATは素晴らしいドライブペダルです!(#^^#)
VPTP仕様となった変化ですが、やはり違います。
信号のロスが減った事からか、ダイレクト感が増し、ほんの少しコンプレッション感が減った様に思います。
私個人としましては、販売初期のモデルの音が好きです。
EDMについて。
少しリバーブ感があり、原音を邪魔しないEDMもやはり素晴らしいディレイペダルです。
あまり長く触れても良くないので少しだけ。
このEDM、やはり特徴は「Ambient」と名前がついたミニノブだと思います。
残響音が滲んでいき原音とあまり被らずリバーブ的な要素を含んできます。
この点がEDMの最大の特徴であり、個性だと思います。
PT2399を使ったアナログライクなディレイペダルは沢山ありますが、このEDMは他とは異なる個性を持ちとても良いペダルだと思います。
EDM、塗装が綺麗な新古品で13000円で買えたりします。
気になる方は是非お早めに!
こんな質問もいただきました。
質問が。
— のりゆき (@icsnoriyuki) 2024年2月14日
「leqtiqueの2in1と、SND×L´ で迷ってます。サウンドの差はありますか?」
個人的には結構差はある様に感じてます。
使用部品のクオリティの差だと思います。
leqtiqueの方がガン!と鳴ると感じてます。
特にCLHDとCLDは違いが大きく感じます。
名前からHDなくなってますので。 pic.twitter.com/6brLLoIxG1
同じNOKINAさんが展開された2in1ペダル。
ポストの方にも書かせていただきましたが、個人的にはLeqtique版の方がガン!と鳴ります。
SND×L'は、廉価版と言えるL'の基板が流用されている事からか、サウンド的にはLeqtique版に劣る様に思います。
サイズはSND×L'の方が小さいので好まれる方が多そうです。
ポストに書いたCLHDの件、もう少し詳しくと言われたので書きます。
大人気となったLeqtique CLHD、正式名称としては「Caeruleum Light Drive High Definition」となります。
L’のCLDは「Caeruleum Light Drive」となります。
名前からHigh Definitionが外れています。
大きな違いとして、CLDは
①入力部のカップリングコンデンサーに使われた非常に高価なオブリガートプレミアムが使われておりません。
またCLHDの特徴であった
②超HiFiオペアンプLT1028使用による電位差約27Vの両電源駆動が廃されてます。
この2点の変更から、L' CLDでは「High Definition(高解像度)」が外されたネーミングとなっております。
CLHDでは入力部でオブリガートプレミアムの使用により、音声信号のロスが極端に少なくオペアンプに送られ、約27V駆動によるヘッドルームの大きい、ダイレクトなサウンドが特徴です。
そのサウンドは歪みペダルというよりも、マッチレスなどのクラスA駆動のブティックアンプを思わせる様な高品質でリッチなサウンドです。
CLHDの様にヘッドルームが広くないので、良く言えば弾き易い音です。
CLHDにはないローカットも弾き易さを増している要因だと思います。
L'版になって、唯一名前が変わったのがCLDです。
良い意味で違うペダルとして認識しています。
少しのつもりが熱く語ってしまいました(;^ω^)
上記にも書きましたがLeqtique、今が買いだと思います。
後日、その辺に触れた動画、ブログ記事を更新したいと思います。
では、また!(#^^#)